WORKS
暮らしのようす
暮らしのようす 010
庭とつながる暮らし
アウトドアが好きなYさんご家族。木製の全開口サッシを開けると庭とLDKが土間でつながり、外気や緑を感じながら暮らすことのできる開放的な家を建てたいと望まれました。自然素材や木を使った落ち着く雰囲気で、個室の子供部屋をつくらず家全体をひとつの大きな空間にしておおらかに暮らすことで、家族のつながりも感じたいというご要望に対して、1Fに広いLDKと回遊性がある水廻り、パントリー、ウォークインクローゼット。2Fは壁で仕切らないでオープンなつくりにした子供たちのスペースと、寝室を配置して家全体がひとつの大空間の間取りをご提案しました。家のどこに居ても家族の気配が感じられ、みんなの声が聞えるのでコミュニケーションが取りやすく、会話の中で笑いが起こりいつもにぎやかです。
- 規模
- 地上2階
- 敷地面積
- 422.69㎡
- 延床面積
- 106.80㎡
- 種別
- 在来木造
- 家族構成
- 夫婦+子供4人
- 竣工
- 2018.6
After living
暮らして気づくこと
初めて計画案の図面とイメージパースを見た時、「これこれ!何も言うことないな、素敵。この絵の中に入れるんだ、楽しみ!」とワクワクされたというYさんに実際に暮らしてみて感じたことをお聞きしました。
「LDKの全開口サッシを開けると室内と庭がつながり、外を感じながら気持ちよく過ごしています。LDKの土間の床は、夏はひんやり、冬は床暖房でポカポカ。歩いていて気持ちがいいです。汚れてもさっと拭けばきれいになるので手入れも楽。小さい子供がいても気兼ねなく生活できます。床暖房の蓄熱効果も高く、冬場は朝4時にスイッチONして3時間後には切れるようにタイマーを設定しておくと、土間に蓄熱された熱が放射されて1日中暖かく過ごせます。床暖房を設置する家に土間の床はおススメです。」
薪ストーブ
冬は薪ストーブを楽しんでいます。夜、寝る前にストーブがおき火になったところにアルミホイルで包んだお芋を入れておくと、朝ちょうどいい具合に焼けているので、朝食のデザートにして楽しんでいます。
ロフトのような2F
子供スペースと寝室のある2Fは吹き抜けを通して1Fとひとつながりのオープンなつくりです。どこに居ても家族の気配を感じ声も聞えるので、自然とみんなで会話することが増えて家族のつながりを感じられます。
内と外をつなぐ土間
LDKの木製全開口サッシを開けると、LDKの土間と庭の土間デッキがつながりアウトドアリビングのような開放感を味わえます。庭の緑を身近に感じながら過ごすひとときは家族みんなのお気に入り。天気のいい休日は土間デッキにシートを敷いて食事をしたりゴロゴロしたり、外なので汚すことを気にせず子供たちと楽しんでいます。
Start Living
新居のようす
竣工時の写真をご紹介します。引っ越したばかり、まだ暮らしが住まいに馴染む前のようすです。
After Livingの写真と比べると、時間を経て、建主さまと家がはっきりと調和していることが伝わってきます。
暮らす人
以前は2DKのコーポで暮らしていましたが子供が増えて窮屈になり、のびのび子育てできてる家を建てたいと考え始めました。そんな時、近所に薪ストーブの煙突のある素敵な家が建ち、どこで建てたのか気になっていました。たまたまインターネットでゆらり建築事務所さんが建てた家だとわかり、すぐに連絡をとって家づくりの相談をしました。当時行われていた「家づくり講座」にも参加して話を聞くうちに自然素材を使って自分たちの生活スタイルに合った家を建てられそうだなと思い、一緒に家づくりを始めることになりました。ていねいに話や生活スタイルを聞いていただいて自分たちらしい家が完成した時は、「あ~、やっと住める!」とここでの暮らしが本当に楽しみでした。家の完成後、ダイニングテーブルや椅子、カーテンなどインテリアの相談にものってもらってアドバイスして頂いたことも、今の暮らしの心地よさにつながっていると思います。(Yさん)