和骨董を楽しみながら暮らす家リノベーション
所在地 | 愛知県名古屋市 |
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種別 | 住宅 |
築年数 | 16年 |
施工期間 | 3週間 |
家族構成 | 夫婦 |
撮影 | STUDIO HISHIKI アルパ・スコープ |
完成日 | 2019/04 |
悠らり建築事務所が初めて手掛けた家「和骨董を楽しみながら暮らす家」が完成から16年経ち、その頃50代だった建主さんも70代に。布団を敷いて寝るスタイルの寝室から、寝起きが楽なベッドを置ける洋室にリノベーションしたいと望まれました。そこで、奥さんの趣味の書や和骨董に合う古民家風の現状の内装にしっくり馴染むように、畳敷きの和室を砂漆喰の壁とブラックチェリーのフローリングにして味わいのある洋室につくりかえるご提案をしました。趣味の書を暮らしの中で楽しめるように、もともと押入れだった部分を広げて葦張りの斜め天井にし、間接照明を仕込んでご自身で書かれた作品を飾って頂けるギャラリー風の壁面もつくりました。また、今までは既製品のシステムキッチンでしたが、毎日使うキッチンはお気に入りのものにしたいという奥さんの想いから、和骨董の食器に似合うかすりの黒模様が美しい漆の根来塗りをイメージしたオーダーキッチンにつくりかえました。趣味の書や和骨董と好きなものに囲まれて自分らしい暮らしを満喫できる空間に生まれ変わり、「リノベーションをしてすっきりいい感じ。長生きして楽しむつもりです」と建主さん。いつまでも若々しく元気に暮らして頂けそうです。