計画案VOL.1提出

立地条件とヒアリングした内容をじっくり検討しながら温めてきた計画案VOL.1が完成しました。建主さんの要望で一番印象的だった「子供が小さい時から独立後までを見通した可変性のある間取り」という言葉から「可変性のある家」という仮タイトルをつけました。


東 外観
マンションに囲まれた立地条件の中で、プライバシーを守りながらも出来るだけ光・風を取り込んで心地よく暮らせるような断面構成と窓の配置から生まれた自然な外観です。マンションからの視線をカットするために設けた木格子がアクセントになっています。


南 外観
道路に面しているため大きな窓は設けず、天窓やハイサイドライトから光を取り込んで、吹き抜けを通して1Fへ落とす工夫をしています。


ダイニングキッチン
仕事帰りのお母さんがすぐに食事の支度を始められるようなスムーズな動線と、家事をしながら家族に目を配れる空間構成になっています。キッチン横は子供たちが宿題をするためのスタディスペース。忙しくても家族のコミュニケーションを大切にできます。


リビング
畳スペースのあるリビング。帰宅後に子供たちがお着替えをしたり、ゴロンと寝転がったり。。。何かと活用できる畳スペースの上は吹き抜けになっています。この吹き抜けと階段の吹き抜けを通して1Fと2Fがつながる事で通風や採光の効果を高めています。


2Fワンルーム
子供たちが小さいうちは遊び場としてや、家族みんなで寝る場所としてワンルームで広々と使います。子供室が必要になった時には必要なところを仕切って個室をつくります。「広いワンルームを、将来的にカーテンでラフに仕切る感じでいいです」という要望から生まれた可変性のある空間です。


左:2F吹き抜け
吹き抜けに面したパソコンコーナーと洗濯物干場。「共働きのため、基本的には部屋干ししたい」という要望から、家の中で一番乾きが良い場所に洗濯物干場を設けました。吹き抜けを通して得られる1F~2Fへの重力換気と天窓からの光で気持ち良く洗濯物を干せるスペースです。
右:玄関
「外出時の支度や帰宅後の荷物や上着の収納がスムーズな玄関にしたい」という要望から、ベビーカーやバットを立てかけられる凹みや上着を掛けるためのハンガーパイプ、収納棚が充実した玄関をつくりました。手洗いもあるので、きれいな状態で家に上がることができます。

計画案VOL.1を受けて「しっくりきたというか、自分たちが思っていたものが出てきました」とご主人。奥さんにも気に入って頂けたようで、長年ご夫婦で温めてこられた家のイメージを具現化させて頂けたことが嬉しいです。あとから「設計コンセプトにあった、包容力のある家という表現が良かったのでネーミングに生かせたらなと思いました」とメールを頂いたので、建主さんご家族にとって愛着のわくタイトルを一緒に考えられたらいいなと思います。

寛ぎの家

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